こんにちは!田村です!
レストのブログでは初めまして!でしょうか?
というのも、今日は嬉しくて嬉しくてレストのブログに書きたい気分なんです!
今日はCL2部B前期の第2試合目でした。
対戦相手は同じ北浦地区の東中サッカー部
互いに「絶対に負けられない・・・負けたくない戦い!」
結果はというと1-1のドローでしたが・・・
W杯最終予選のような戦い!
(もちろんレベルは違いますが・・・)
こんな試合が北浦のチーム同士で繰り広げられることがあるなんて!凄く感動しました!
かれこれこの北浦で15年くらい指導者やっていますが、やっと!というか、ここに来て「サッカーに触れることができた!」という試合でした!
まさかこんな試合になるとは思わなかったので、声を掛けてませんでしたが、是非北浦のサッカー指導者の方々に見てもらいたかった試合でした!
サッカーの醍醐味というのでしょうか?
サッカーはミスが起こって当たり前のスポーツで、チームでミスをミスにさせず、自分達の良さを活かしながら、相手の良い所を消しながら、相手プレーを限定しながら、チーム皆で戦う。
その一進一退の攻防の中、ちょっとした隙を付いたり、集中力が切れたところで崩れたりして、得点・失点が生まれるもの。
上手さじゃなく、強さを競うものです。
正にサッカーそのものでした!
大げさに言うなら、昨年のクラブワールドカップ、鹿島vsレアルの鹿島のような・・・
うーん・・・違うかな・・・
レアルファンでも鹿島の選手に賞賛するような、そんな選手の姿。
両チームにそんなものがあった試合でした。
観ているものが手に汗握るような、アツい戦い!
まぁ正直、決めるとこ決めてれば・・・というのもありますが、そんなもの世界トップレベルでもあるものですし、「たられば」はサッカーにはありません。
見ごたえ処でいえば、両チームともキーパーがスーパーセーブを繰り出したり、ショートカウンターとロングカウンターの応酬であったり、どちらともダーティーなプレーはせず、フィジカルコンタクトはバチバチで、70分プレーを止める選手も、諦める選手も居らず、決定的な場面では誰もが体を投げ出し、お互いのスタイルを貫き通し、一瞬も気を緩ますことを許さず・・・(こちらの失点シーンだけは緩んでましたが・・・汗)、終盤どちらも疲弊しているのにも関わらずプレー強度は落ちることなく・・・
ヨーロッパだったら観客がスタンディングオベーションするような試合であったかと思います。
上記は客観的に観てで、今度は監督として、指導者としてですが・・・
前半はロングカウンターとハイプレスに苦しめられ、ハーフタイムで、その対応策を選手に伝えると、後半はものの見事に対応してくれ、GKに今までなかなか伝わらなかった「サッカーとは・・・」という話が最近コンバートされた2年生DFのプレーにより、心に響くものとなったり、そのコンバートDFと幼馴染の厨二病CBコンビがコミュニケーションを取り合い、ほぼほぼ完璧に相手攻撃をシャットアウトしたり、あのお坊ちゃん(笑)がフルタイム集中を切らさず攻撃に守備に懸命にプレーしたり、従兄弟対決になると意味わからんくらい緊張して全然プレーができんこうなってた選手が、格上だった従兄弟に勝るプレーをするようになったり・・・
アツい一戦だったからこそ、今までに無い成長があった試合でした。
ただ・・・帰りのバスの中で振り返ると・・・一つ采配ミスというか、後半15分くらいにしたポジションチェンジを後半の頭からしてたら、結果は違ったのかなと・・・まぁこれも「たられば」ですけど・・・
東中の子たちも幼少のころから知る選手。決してポテンシャルは低くない子たちの萩選抜チーム。その子たちが自分達の持てる力を最大に出してくれ、尚且つ、ウチの苦手なスタイルで戦ってくれたことを本当に嬉しく思いました。
ベンチ挨拶に来たとき、心の底から彼らを「ナイスゲーム!」と称えました!
そりゃウチの選手たちは悔しかったでしょう。親御さんも表面上だけ見て歯がゆい思いだと思います。
勝てなかったのは監督の責任です。これは間違いありません。
それでも!「こんな素晴らしいダービーができるなんて、何てこの子たちは幸せなんだろう!」と心の底から思います。
両チームともこんな気持ちのこもった試合が毎回繰り広げることができるなら、この北浦から初のJリーガーが必ず出ると確信を得れるような戦い!(後述:初じゃなかったです・・・ジャンボさんが色々な意味でギリギリ北浦出身のJリーガーですか・・・)
そんな北浦サッカーの夜明けとも言える・・・言いたい(今後もこのレベルの試合が出来るのなら)、ある意味歴史的な試合でした。
初投稿で、こんな長文を打ってしまって、それでも!まだ興奮冷めやらぬって感じです!
サッカーは楽しい!