月刊マガジンに「さよなら私のクラマー」というサッカー漫画があります。
女子高校サッカーを題材にした漫画ですが、作者はサッカー環境を良く学ばれているなーと感銘を受けるものです。
今月号の中で心に響くセリフがあったので、中学生にも紹介しました。
「フットボールは犠牲だ」「望むポジションで望むプレイできる選手なんてまーいねぇ絶対にいねぇ」「たいてい意に沿わないタスクをいくつも抱えている」
ほんとその通りだと思います。
多くのサッカー少年は、自分のやりたいプレーがモチベーションとなり、練習に励むものですが、自分がやりたいプレーというものが、チーム内で課せられたタスクと繋がってないものであれば、結局やりたいプレーもできない状況に陥ります。
やりたいことがあるからサッカーをしているのに、やりたくないことをやらないと成り立たないわけです。
やりたくないものまでを「やりたいこと」に変えれる思考が必要なのです。
「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」
かの有名なクラマー氏の言葉ですが、それに通ずるセリフだと思います。