昨日は2019年度第1回説明会でした。
「レストライザック北浦 NEXT10」というところで、今後の指針、目標の発表、そして2019年からの変更点を説明。
資料に沿ってダラダラと喋るだけになってしまい、インパクトのあるプレゼンにはならなかったです。
プレゼンを指導したりする立場であったりするのにも関わらず情けない…。
とはいえ、悔やんでも仕方がないので、改めてここで…
一言で言ってしまえば、「消滅可能性都市での団体スポーツ育成組織における将来への懸念とその打開策の提案」となるかと思います。
背景や詳細をグダグダ話してしまい、逆にわかりづらくなってしまった一番残念なパターン。
打開策、変更点という部分では…
・組織運営を拡大していく(法人を法人として運営していく)=レストライザックファミリー化計画『目指せアルビレックス新潟』
・ICTの活用
・U18の設立に向けて準備
課題はヒト、モノ、カネの中のヒトとカネといったところ。(田舎なのでモノという部分では都会より強みがあります。)
ヒトという部分では、「あの人の下で指導を受けたい!」と思える指導者を引っ張ってこれるか?が「レストライザック北浦 NEXT10」のファーストフェイズになるかと思います。
その為にはカネ。ヘッドコーチに450万円の賃金を支払うことができるか?
(もちろん志を共有してくれる指導者が低賃金でやってくれることもあるでしょうが、組織の持続性という部分では、そこに甘んじるわけにはいかない。)
ここがファーストフェイズの一番の関門となるでしょう。
その為には、個人経営的クラブ運営から脱却し、健全な法人運営にシフトし、運営を拡大していく。
もちろん会員を増やし、会費運営のみでも良いのですが、育成組織において選手が多すぎるのは指導の目が行き届かなくなるので良くないんですよね。
となると…NPOとしては寄付金収入を上げていく&競技数、活同数(ジャンル)を増やし全体の会員を増やす。もしくは外郭事業売上げからの資本投入になるかと思います。
行政、自治体、企業からのバックアップも必ず必要となってくるでしょう。
そのためには達成度も必要ですが、注目度…いわば地域内の認知度をあげることも必要になるかと思います。
そこで会員にお願いしたのは「出来る範囲での情報発信と積極的な組織内情報共有」なのです。
県内サッカー界ではヴァイセ、パインはある程度知られてるけど、サッカーに関係ない人たちが知ってるかといえばそうではないです。
「サッカー界で知られている」のと「地域に知られている」のボーダーライン。これを突破しなければなりません。
「レストライザック北浦 NEXT10プロジェクト」が成功したら地方創生のひとつのモデルケースになると思います。
なので、親御さんに一番に伝えたかったのは…
「会費を払い、その対価を自らの子どもの成長とだけ考えるのではなく、クラブが地域発展に影響を及ぼすまで成長するのも対価として考えませんか?そしてその成長する過程に可能な範囲で関係して楽しみませんか?」
ということ。
はい。凄くシンプルに纏めることができました。
これだけで十分ですね…。資料も随分と変わり、プレゼンは30分で終わったかも…。
参加者の皆さまには無駄な時間を使わせてしまいました。
「河村からの相談時間削除」とか冗談入れている自分が参加者の皆さまに無駄な時間を使わせてしまったことを深くお詫び申しあげます。
やはり準備8割です。